仮設工事
仮囲い
工事期間中に工事現場の周辺に設ける囲い。
高さ1.8m以上の仮囲いが必要
- 木造以外の建築物で２以上の階数を有するもの☆☆☆
- 「木造建築物で高さ13ｍ」または「軒の高さ９ｍ」を超えるもの☆☆
※板塀等、同等以上の効力を有するものがあり場合は仮囲いとして利用できる。
作業床
作業床の幅は、40㎝以上、床材間のすき間は３㎝以下とする☆☆☆☆☆
足場板は長手方向に支点の上で重ね、その重ねた部分の長さを20㎝以上とする☆☆☆☆
物体の落下防止のため、両側に高さ10㎝の幅木を設ける☆☆☆☆
出典：外国人労働者に対する安全衛生教育教材作成事業（建設業）
屋根ふき業務 安全衛生のポイント
登り桟橋
足場に設けたスロープ状の昇降用仮設通路。
高さ８ｍ以上の登り桟橋には、高さ７ｍ以内ごとに踊り場を設ける☆☆☆☆
仮設通路
勾配が15度を超えるものは、滑止めを設ける。
勾配は30度以下とする☆
30度を超える箇所には、階段を設ける☆☆☆
屋内通路
通路面より高さ1.8ｍ以内には障害物がないようにする。
はしご道
はしご道のはしごの上端は、床から60㎝以上突出させる☆☆☆☆
DIY雨樋掃除のはしごのかけ方と注意点。2階なら業者への依頼も検討。 | 石川商店
仮設構造物の一部使用
工事の進捗に伴い、施工中の建築物の一部を仮設の現場事務所として使用するために、監理者の承認を受ける☆☆☆☆☆
工事用シート
取付けにおいて、足場に水平材を垂直方向5.5ｍ以下ごとに設け、隙間やたるみがないように緊結材を使用して足場に緊結する☆
ベンチマーク
相互にチェックできるように２箇所以上設定し、移動しないようその周囲に養生を行う☆☆☆
配電線
200Vの配電線の付近で移動式クレーンを使用する場合、配電線からの安全距離１ｍ以上確保する☆☆☆
労働者の墜落防止措置（手すり、中桟等）
枠組足場の場合
下記のいずれかの設備を設ける。
- 交差筋かい及び高さ15㎝以上40㎝以下の桟（さん）☆☆☆
- 交差筋かい及び高さ15㎝以上の幅木等
- 手すり枠
※ 物体の落下防止のための幅木は、両側に高さ10㎝
枠組足場以外の場合（単管足場、仮設通路の階段の踊り場等）
- 手すり：高さ85㎝以上☆☆☆☆☆
- 中桟：高さ35㎝以上50㎝以下
足場
単管足場
- 桁（けた）行方向1.85ｍ以下☆☆☆☆☆☆
- 梁（はり）間方向1.5ｍ以下☆☆☆☆☆☆
- 建地間の最大積載荷重は、400㎏以下
- 地上第一の布（布＝水平材）は、２ｍ以下の位置に設ける☆
-
建地の脚部にベース金具を用い、敷板、敷角等を用いる。
✖ベース金具を、地盤上に直接設置した
出典：↓こちらのサイトで非常に丁寧に説明されております。
壁つなぎの間隔☆
- 垂直方向５ｍ以下
- 水平方向5.5ｍ以下
壁つなぎ：足場を建物につなぐ行為
枠組足場
高さ45m以下を目安とする。
最上階および5層以内ごとに水平材を設ける☆
壁つなぎの間隔☆☆☆☆☆☆
- 垂直方向９ｍ以下
- 水平方向８ｍ以下
垂直と水平の数値を入れ替えて出題されるので注意！
手すり先行工法
足場の組み立てや解体、変更の際に先行して手すりを設置する工法。
足場の組立て・解体中の転落事故防止に有効☆
くさび緊結式足場
建地の間隔
- 桁行方向1.85ｍ以下
- 梁間方向1.5ｍ以下
- 建地間の最大積載荷重は、200㎏以下
壁つなぎの間隔☆
- 垂直方向５ｍ以下
- 水平方向5.5ｍ以下
ブラケット一側足場
1本の支柱にブラケットを取り付けて張り出させ、その上に作業板を並べた足場。
- 建地の間隔は、1.8ｍ以下
- 建地間の最大積載荷重は、150㎏以下
- 高さ15ｍ以下☆
まとめ
足場のイメージがあまりわかない人は以下のサイトを参照してみてはいかがでしょう。
- 桁行方向と梁間方向、垂直方向と水平方向の数値を入れ替えて出題される場合があるので注意
【壁つなぎの間隔】
◆単管足場、くさび緊結式足場 ⇒ 水平が広い
・垂直方向５ｍ以下
・水平方向5.5ｍ以下
◆枠組足場 ⇒ 垂直が広い
・垂直方向９ｍ以下
・水平方向８ｍ以下
