用語
乾球温度
気温のこと(℃)
乾球温度が同じであれば☆☆☆
- 絶対湿度が高くなると、相対湿度も高くなる。
- 気流が速いほど体感温度は低い。
- 室内表面温度が低いほど体感温度は低い。
乾燥温度を高くすると☆☆
飽和水蒸気圧も高くなる
湿球温度
温度計の感温部を湿った布などで覆って測定した温度(℃)
乾球温度と湿球温度の差が小さいほど相対湿度は高い☆☆☆
湿球温度は、乾球温度より高くなることはない☆
アスマン通風乾湿計
気温と湿度の基準となる測定器。
乾球温度と湿球温度の差から相対湿度を求める。
乾球温度と湿球温度の差が小さいほど相対湿度は高い☆☆☆
⇒ 空気が湿っているということ
絶対湿度(g/kg(DA))
体積中に含まれる水蒸気量
絶対湿度が同じで、空気を加熱(乾球温度を高く)すれば☆☆☆☆☆☆☆
- 相対湿度は低くなる
- 水蒸気圧は変化しない
- 露点湿度は変化しない
相対湿度
最大値と比較してどれくらい水蒸気を含んでいるか(%)
高いほど湿っている。(絶対湿度が高い)
相対湿度=(絶対湿度/飽和水蒸気量)
⇒ 絶対湿度が半分になれば、相対湿度も半分になる
⇒ 相対湿度が同じであれば、乾球温度が高いほど水蒸気量は多くなる
露点温度
相対湿度が100%になる温度。
絶対湿度が同じであれば、空気を加熱・冷却してもその空気の露点温度は変化しない☆☆
湿り空気が露点温度以下の物体に触れると、物体の表面に露や霜が生じる。
飽和水蒸気量
1㎥の空間に存在できる限界の(飽和状態の)水蒸気の質量。
乾燥温度を高くすると飽和水蒸気量も高くなる 。
飽和水蒸気圧
水蒸気が飽和状態の湿り空気の全圧のうち、水蒸気が占める圧力。
乾燥温度を高くすると飽和水蒸気圧も高くなる☆☆
PMV(予測平均温冷感申告)
体感温度の指標。温熱4要素(気温・湿度・気流・放射)と着衣量、代謝量より示す。
値0が中立で暑くも寒くもない熱的状態。
コールドドラフト
冷気が窓に沿って降下すること。
室内空気が窓表面付近で冷やされて下降することによって生じる。
水蒸気分圧
湿り空気中の水蒸気のみで、湿り空気が占めている容積を占有したときの、空気中の水蒸気の圧力。
湿り空気
乾燥空気に水蒸気が混ざった「地球上にある一般的な空気」
空気線図
読み方
A点
乾球温度 15℃
相対湿度 40%
絶対湿度 4.5g/kg(DA)
湿球温度 8.5℃
B点
乾球温度 25℃
相対湿度 70%
絶対湿度 14g/kg(DA)
湿球温度 21℃
A点の空気とB点の空気を 同じ量だけ混合すると
乾球温度 (15+25)/2=20℃
絶対湿度 (4.5+14)/2=9.25g/kg(DA)
⇒空気線図から、相対湿度は63%
まとめ
昔こういうのって理科の授業とかでやったのかなぁ。
全然覚えていない。
- 空気線図の図と用語が理解できていれば大体の問題は解けるはず。
絶対湿度が同じで、空気を加熱したときの状態変化が良く出る。