旅行二日目。
この日は朝から岡山に戻り、倉敷観光へ。
前回のお話はこちらから。
直島から岡山へ
朝からいい天気。トレーラーは海のすくそばにあって、向こう岸には香川県が見える。
まずはつつじ荘で朝ごはん。あまり大層なものは期待してはいけない。
そして旅立つ、つつじ荘。お世話になりました。
バスは草間彌生カボチャ柄。(赤いバスもいた)前回も言ったけど、直島のバスは本当に数が少ないから、帰りもフェリーの時間と合わせて計画しないとだいぶ時間をロスしてしまうこともあるので、要注意。
宇野港からの帰りは、今回はバスで移動。
とりあえずホテルに荷物を預けて、岡山駅に行くと、第一桃太郎発見!
とても晴れていたから眩しいのかな?
岡山名物「サワラ丼」
お昼はサワラ丼を求めて「福寿司」さんへ。
サワラ丼は「竹浜」というところの方が有名らしいんだけど(というか、ネットで調べるとほぼそこしか出てこない?)、今回は地魚も食べたかったので、こっちにした。どちらかというと「福寿司」さんの方が地元の人が行く感じなのかな?ちょっと早めに入ったんだけど、そのあとどんどん人が入ってきた。「竹浜」さんは観光客が多いらしい。県外からたくさん人が来る名店だって。
そして目的のサワラ丼。めちゃおいしかった。とろけた(←僕の食レポに期待はしないでください)。漬けてあるタレが、醤油とも違う感じだったがどんな感じだったかは忘れた。とにかくうまかった。
地魚のお寿司。中央左のネタが「ひら」っていうそうで、それがおいしかった。とろけた。あと左が黄ニラのお味噌汁。岡山は黄ニラも有名らしくて、ここ以外にも黄ニラを押しているお店がたくさんあった。味はニラなんだけど、普通のニラに比べ臭みが全くなく、濃厚な味が広がった。作る原理はホワイトアスパラガスと同じらしい。要は作るのに手間が掛かって高級ってこと。
「福寿司」から岡山駅に向かう途中、なにやら可愛いそうな雑貨屋を発見!「ZAKKA&hand made 箱貸し市場」というハンドメイド作家の作品を中心に、さまざまな雑貨をそろえるスペース貸しショップらしい。きっと手作りであろう可愛いコロコロ家をゲットした。岡山県とはなんの関係もないけど、すてきな出会いがあった。家は可愛いから好き。
倉敷美観地区
そしてやってきた倉敷!倉敷は岡山駅から電車で15分くらい。倉敷駅から美観地区まで徒歩10分くらいかな。
むかしい!とてもむかしみ深いこの景色!(むかしは形容詞ではありません)
倉敷は映画「るろうに剣心」のロケでも使われたらしいよ。
くらしき桃子
まずは妻が求めていたフルーツパフェを頂きに「くらしき桃子」さんへ。
この美しいフルーツたちよ。ブドウがめちゃうまかった。(ブドウにはちゃんとした名前があったけど忘れた)
10月までだと桃などもっとすごそうなのがたくさんあったんだけど、季節的にフルーツパフェの商品が少なくなっていた。すこし残念。しかし十分に満足できたので、これ以上は望まない。あとパフェをきれいに写真撮るのむずかしいなと思った。(普段インスタとかあまりやらない人)パフェの他にもフルーツのプリンとかたくさんあって、妻はお土産に買っていました。
つねき茶舗
その後、町を散策していたらお茶屋さんを発見。お店の前でほうじ茶を炒っていて香ばしい匂いが漂っていた。お茶好きな妻がほうじ茶を購入。
手作り感あふれるホームページが良い感じ。
いがらしゆみこ美術館
そして「いがらしゆみこ美術館」へ。
ここは『キャンディ・キャンディ』で有名な少女漫画界の巨匠いがらしゆみこ先生の美術館で、女の子の憧れが詰まった「愛と元気に再会できる少女漫画の美術館」だそう。
www.aska-planning-design.co.jp
なぜここへ来たかというと、ここで袴、着物体験ができるのです。着物レンタルは他にもあったんだけど、袴を借りれるのはここだけだったので、ここにしました。
ということで、袴に着替えて(僕は着物)、再び街を散策。気分はハイカラ。
有鄰庵
ひとしきり歩いて、しばし休憩。有鄰庵(ゆうりんあん)さんは妻が調べてて行きたがっていたお店。ゲストハウスもやっているらしい。こんな雰囲気のある所に泊まるのは楽しいだろうな。ここはカフェメニュー以外も卵ご飯とか色々やっていて、食事メニューもおいしそうだった。
名物の、岡山県の女性ガラス作家さんが一つ一つ手作りで仕上げているものおしり型グラス「ももじりグラス」に入った桃ジュース。
大原美術館の「モネの睡蓮」をイメージしたらしいグレープ味の「スイレンソーダ」。
もひとつ名物の「幸せのプリン」は二週間後に撮った写真を見てその日のことを思い出すと幸せになるらしい。その説明の後、店員さんがボソッと「思い出さなかったら意味ありませんから...」と言っていた。幸せになるのも簡単ではないのね。
倉敷アイビースクエア
赤レンガが可愛いこの場所は「明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)発祥工場の外観や立木を可能な限り保存し、再利用して生まれた、ホテル・文化施設をあわせもつ複合観光施設」だそうです。おしゃれなものや写真スポットがたくさんあった。
くらしき川舟流し
そして、川舟流し。川舟流しは予約で埋まりやすいので、やりたいんだったら早めに予約をしておいた方がいいみたい。人気だった。僕らが1時過ぎくらいに行ったら、すでに4時くらいまで予約が埋まっていた。船頭さんに街の歴史の説明を聞きながら船でゆーらゆーら。20分ほどの素敵な遊覧でした。これをやると漏れなく他の人から写真を撮られるか(主に外国人観光客)、もしくは子供に手を振られる。
倉敷での晩御飯
日もだいぶ暮れてきて、夜景もきれいな倉敷。しかし実は写真の方がきれいで、実際は思ったよりも暗かった。この辺はお店も結構早く閉まるらしい(飲食店以外は)。
香里園
晩御飯はカキオコ!ここはカキオコの元祖のお店らしい。おじいさんとおばあさんの二人でやられている感じのいいお店。牡蠣とお好み焼きって、ぶっちゃけ味の想像はつくし、美味しいんだろうなと思っていたら、実際に美味しかった。
しかし細かく言うと、ここのは「牡蠣玉焼」で、「カキオコ」には色々定義があるらしい。ご当地グルメにも色々あるのね。
まぁ、そんなこともあるようだけど、食べる側にとっては関係ありません。おいしかった。
倉敷ワインバル 八十八商店
その後、倉敷駅まで歩いていると、よさげなお店を発見!ワインと野菜のお店らしい。よく見るとバーニャカウダが大きく売り出してあったので、バーニャカウダ好きな夫婦はフラフラとお店に吸い込まれる。
ワインで今回の旅行に乾杯!(妻はお酒を飲めないのでブドウジュース)
地元の野菜を使ったバーニャカウダ。バーニャカウダ欲が満たされた。野菜の味が濃厚だった。
そして「ウニレンソウ」。名前の通り、ウニとほうれん草の炒め物。ウニがふんだんに入ってて1,000円いかない!お酒がすすむー!
ひとつだけ残念だったのが、ワイン押しのお店だったのに岡山のワインが一種類しかなかったこと。でも、他のワインはおいしかったし、その土地のものも食べれたので大満足。完全に地元の人が行くような、ガイドブックには載らないであろうお店だったけど、とても良いお店だった。雰囲気も良くて、デートとかでも使われるのかな?こんなお店が東京にもあればいいんだけど、あってもめっちゃ高くなるんだろうな。
- ジャンル:バル・バール
- 住所: 倉敷市阿知2-3-14
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:mocomoco39)
- 倉敷ワインバル 八十八商店をぐるなびで見る | 倉敷のスペインバル・イタリアンバールをぐるなびで見る | ぐるなびでネット予約する
まとめ
ということで、二日目終了。
岡山で食べたものはすべておいしかった。すごいぞ、岡山!ありがとう、岡山!(ほぼ倉敷にしか行っていないけど)
岡山で食べたものは全ておいしかった。倉敷は町全体であの風景を守ろうとしている感じがあってよかった。あと行ってた時にJAZZフェスみたいなのをやっていて、どこにいってもジャズの音色が聴こえてきて、逆にハイカラな感じが強くなってた。きっとそうやって定期的にイベントとかやっているんだろうな。
そしてホテルにて、今回の戦利品の地ビール。
そして僕の中での旅の必需品、栓抜き!
結構地ビールは栓抜きがないと開けれないことが多いので、これは大事!ワインオープナーとしても使える笑
ビールの味は、真ん中のが甘いコクがある系で、それを基準とすると右の黒いのがさらに濃厚で黒ビールに近い感じだった。(黒ビールではない)左のが真ん中よりはさわやかな感じ。でも三本ともコクの強いビールで僕好みでした。
- 岡山は本当に桃太郎ときびだんご押しだった
- パフェ目当てなら春~10月くらいまで
- 袴デートは楽しい
- 川舟流しするには要早めの予約!