さくら日誌

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独学で二級建築士資格取得を目指す! -学校・文化施設-

独学で二級建築士資格取得を目指す! -INDEX-

 

保育所

乳児室幼児室離して配置する☆

昼寝の場と食事の場は分けて設ける☆☆☆

幼児便所は、保育室の近くに配置する☆

幼児用便所のブースの仕切りや扉の高さを1.2mとする☆☆☆☆

昇降口(靴を履き替えるところ)は園庭へ出やすい位置に計画する。

 

所要面積

保育室の所要面積は幼児1人につき、1.98㎡以上☆☆☆

 ⇒ 4歳児を対象とした定員20人の保育室を4.5㎥とした。

保育室の必要な床面積は低年齢の方が大きくなる☆☆☆☆☆

 ⇒ 3歳児保育室は5歳児保育室より広く計画する。

 

学校

小、中学校の普通教室の床面積は1人当たり1.5㎡程度。

「黒板や掲示板」と「その周辺の壁」との明度対比が大きくなりすぎないように、色彩調整を行う。

環境教育の教材として、自然の生態系を観察できるビオトープを設置する☆

多様化する学習形態に合わせ、多目的スペースを普通教室に隣接して設ける☆

図書室の出納システムは開架式とする☆☆☆

車いす使用者に配慮し、居室入口前の廊下は、直径1,400㎜の回転スペースを計画する。

 

総合教室型

全ての教科を教室で行う。

小学校低学年に適する☆☆☆☆☆☆

 

特別教室型

一部の教科を教室以外で行う。

小学校高学年に適する☆☆☆☆☆☆

 

教科教室型

教科ごとに別々の専用教室で行う。各教科に応じた施設や設備を整える☆

中学校、高等学校、大学に適する。

学校生活の拠点となるホームベースを立ち寄りやすい場所に設ける。

 

小学校のブロックプラン

学年ごとの配置が容易で、普通教室の独立性が高いクラスター型とした。

 

ブロックプラン

部屋の構成をブロック単位で考え、間取りをつくる方法。

 

クラスター型

教室群を学年ごとに教室・階段・便所などをブロックの単位として、ぶどうの房(クラスター)のように教室を配置した形式のこと。

 

図書館

閲覧室

貸出し用の図書を、できるだけ多く開架式として提供する☆

 ⇒ 開架式:本を棚から直接手にとって自由に見ることができる方式

閲覧室の床の仕上げは、歩行音の発生が少なくなるようタイルカーペットにする☆

管内の図書などを無断で持ち出されることのないように、BDS(ブックディテクションシステム)を採用する☆

一般閲覧室と児童閲覧室を分けて配置し、貸出カウンターを共用とする☆☆☆

 

閲覧室の所要床面積

1人当たり、2~3㎥程度☆☆☆☆

 ⇒ 40人収容に対し、100㎡

   

ブラウジングコーナー

新聞や雑誌などを気軽に読む空間☆☆☆

※ レファレンスコーナーと意味を入れ替えてよく出題される!

browse:読む、閲覧する

 

レファレンスコーナー

調査、学習、研究などで資料を探す手伝いをする☆☆☆

一般開架貸出室の一部に設けることもある。

レファレンスルーム - Wikipedia

reference:参考・参照

 

ブックモビル

自動車などを利用した移動式図書館。

 

キャレル

閲覧・個人学習のための個室、または個席。

 

美術館

小規模な展示室の巡回形式は一筆書き型とする☆☆☆

学芸員の研究部門収蔵部門近接して配置する☆

収蔵品の燻蒸室収蔵庫荷解室近接して配置する☆☆☆☆

企画展示室は限られた展示スペースを有効に使用したり、展示壁面を増やすために、天井吊り可動展示パネルを使用し、フレキシビリティ(柔軟性)を持たせる☆

ミュージアムショップをエントランスホールに面して設置する☆

 

床面積の割合

展示室:30~50%

 ⇒ 展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した

 

照明・照度

日本画:150~300lx☆☆☆☆

洋画:300~750lx

 ⇒ 照度は油絵より日本画の方を低くする。

 

絵画用の人工照明の光源は、自然光に近い白色光とする☆☆☆

  

劇場

上手・下手

客席から見て右側が上手左側が下手

 

可視限界距離

演技者の身振りが見える距離。最大38m程度。

 

ステージ

プロセニムステージ

プロセニアムアーチによって、舞台と客席を区切る形式。

 

オープンステージ

舞台と客席とが一つの空間内にある形式。

舞台と客席の一体感を高めることができる。

 

アダプタブルステージ

演目に応じて可動舞台と可動客席を移動し、舞台と客席の配置を変化できる舞台形式☆

 

プロセニアムアーチ

劇場における舞台と客席との間に設けられる額縁状のもの。

プロセニアムアーチの開口寸法は、客席数や上演演目により異なる。

 

フライロフト

舞台上方、照明器具などが設置されている空間。

プロセニウムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さプロセニアムの開口部の高さ2.5倍以上

舞台幅は、プロセニアム幅の2倍以上 

 

奈落

舞台床下の「せり」などの機会設備が設置される空間。

 

せり

演技者や大道具を舞台下部から昇降させる装置

  

コンサートホール

アリーナ型

客席がステージを取り囲むので、演奏者と聴衆の一体感が得られやすい☆☆☆☆

 

シューボックス型

客席と演奏者が対面して並ぶ箱型の空間☆☆☆

 

コンサートホールの分類図

 

映画館

客席部分の1人あたりの床面積は通路を含めて0.7㎡

 

コミュニティセンター

図書室や会議室などのゾーンと体育室や実習室などのゾーンは離して設ける。

 

まとめ

  • 病院、福祉施設との組み合わせで毎年2問くらい出る。
  • 劇場、コンサートホールは「商業建築」としても出題される。

 

 公共建築は範囲が広いけど、まとめてみると結構出題が偏ってるから解きやすい気がする。

 

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