さくら日誌

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独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! その23 -舗装工事(施工共通)-

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

アスファルト舗装

アスファルト舗装とは、表層・基層・路盤・路床の4層で構築され、表層・基層にアスファルト混合物が用いられる。

アスファルト舗装は、交通荷重及び温度変化に対してたわみ変形する

アスファルト舗装の表層から路盤までの厚さは、路床土の設計CBRの値が大きいほど薄くできる

CBR:路床、路盤の支持力を表す指標

表層

最上部にある層。

交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗し、平坦ですべりにくい走行性を確保する役割を持っている☆

 

基層

アスファルト混合物層。

上層から伝達された交通荷重をさらに分散して下層に伝達する。

 

路盤

舗装路面に作用する荷重を分散させて路床に伝える役割を持つ☆

下層路盤には安価なクラッシャラン(岩石を割り砕いたままで、ふるい分けをしていない砕石)を使用するのが一般的。

 

路床(ろしょう)

最下層の部分で、最後に荷重を受け持つ役割。

地盤が軟弱な場合を除いて、現地盤の土をそのまま十分に締め固める。

 

コート類

シールコート

表層の上に用いられ、アスファルト表層の劣化防止及び耐水性の向上を目的とする。

 

タックコート

基層と表層を密着し、一体化する役割を持つ。

 

プライムコート

路盤の仕上がり面を保護し、路盤と基層との接着性を向上させる役割を持つ☆

×プライムコートは、路床の仕上がり面を保護し、路床と路盤との接着性を向上させる役割を持っている。

 

コンクリート舗装

コンクリート舗装に用いるコンクリートのスランプ(柔らかさ)の値は、一般の建築物に用いるものより小さい。⇒ コンクリート舗装の方が固い

・コンクリート舗装:8㎝ 

・一般の建築物:15~21㎝

 

ポイント

各層とコート類の順番を覚えること。

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参考テキスト

写真、イラストが多く、僕的には非常にわかりやすいオススメの一冊です。