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独学で二級建築士資格取得を目指す! -木造(部材・用語)-

独学で二級建築士資格取得を目指す! -INDEX-

 

屋根(小屋組み)

建物の屋根を支える骨組み。

 

和小屋組

出典元:木造建築物の各部構造部位と用語 | 高橋建築事務所

 棟木(むなぎ)

母屋とともに垂木を受け、小屋組の頂部に桁方向に取り付ける部材。

 

 垂木

棟木から桁にかけて、斜めに取り付けられる部材。

 

 軒桁

軒の部分において小屋梁に直角に取り合う横架材

 

 小屋梁

小屋組の一番下にある、垂木と平行に取り付けられる横架材

 

 火打ち(火打梁、火打土台)☆☆

小屋組み、床組みにおける水平面において、斜めに入れて隅角部を固める補強材

 

出典元:木造建築物の各部構造部位と用語 | 高橋建築事務所

⑥ 隅木☆☆☆

寄棟、入母屋などの小屋組みにおいて、棟部分を支える斜めにのぼる部材。

 

 飛梁☆☆☆

寄棟などの小屋組において、隅木を受ける母屋の出隅交差部を支える小屋束を立てるために、軒桁小屋梁の間に架け渡す横架材

 

洋小屋組

出典元:木造建築物の各部構造部位と用語 | 高橋建築事務所

 合掌

洋小屋において母屋を受ける上部斜材。

 

⑨ 方づえ☆☆☆☆

柱と横架材(おうかざい)の交点の入隅部において、柱と横架材斜めに結合して隅を固める部材。

(「方立」「火打(⇒水平面の隅角部の補強)」と入れ替えて出題されがち)

 

 真束(しんづか)☆☆☆☆

中央で棟木、合掌を受ける部材または陸梁を吊る部材。

 

 転び止め

合掌の上に母屋を取り付ける際に、母屋が移動・回転しないように留めておく部材。

 

 振れ止め

材幅に比べてせいの高い曲げ材を用いる場合において、「支持部の移動及び回転」や「スパンの大きい梁中央部での横座屈」を防ぐ横架材の総称。

 

 鼻母屋☆

最も軒に近い位置にある母屋

 

軒廻りの部材

出典元:木造建築物の各部構造部位と用語 | 高橋建築事務所

 広小舞☆☆

垂木の振れ止め及び軒先の瓦の納まりを目的として、垂木の先端に取り付ける幅の広い部材。

 

 登り淀(のぼりよど)☆

切妻屋根のけらば部分(屋根の端の部分)において、屋根の勾配に沿って軒先から棟まで傾斜(登っている)している部材

※軒側に設置する同様の部材は、広小舞(ひろこまい)

 

出典:「の」からはじまる外壁塗装用語- 外壁塗装駆け込み寺



 鼻隠☆☆☆

軒先において、垂木の端部を隠すように取り付ける横板。

 

 破風板(はふいた)

切妻屋根や入母屋屋根などの妻部分に、垂木を隠すようにして取り付けた板材。

 

 面戸板☆☆☆☆☆

軒桁の上部と垂木(たる木)の間の、野地板と軒桁との間にできるすき間をふさぐ板材。

 

天井

野縁☆☆☆☆

天井板張りの下地部材。

 

出典:「の」からはじまる外壁塗装用語- 外壁塗装駆け込み寺

 

壁面において、柱同士をつなぐ水平材

 

胴貫(胴縁)☆

の下地となる水平材。

 

内法貫(うちのりぬき)

鴨居の高さ付近の位置にある水平材。

 

地貫☆☆☆☆

1階の柱の最下部に渡してある水平材。

 

出入口、窓などの開口部

出典:まぐさ とは【住宅建築用語の意味】

まぐさ

開口部の上部に設ける水平材

 

方立(ほうだて)☆☆☆

開口部の納まりのために取り付ける細長い縦材

(「方づえ」と入れ替えて出題されがち)

 

胴差☆

2階以上の床の位置において、柱を相互につなぐために用いる横架材。

※「胴縁(胴貫)」は壁の下地!

 

額縁

窓や出入り口の枠と壁との境目を隠すための化粧木。

 

出典:【ナスラック】建材・建具用語集

 

室内

回り縁☆

天井と壁の接する部分に取り付ける化粧部材

 

長押(なげし)☆

鴨居の上端に水平に取り付けられる和室の化粧造作材

元来は構造材としての役割があった。

 

鴨居

和風建築の開口部の上部を構成する溝付きの水平部材。

 

敷居

和風建築の開口部の下部を構成する溝付きの水平部材。

 

落し掛け(床の間)☆

床の間の前面垂れ壁の下端に取り付ける部材。

床の間の上部の小壁下に架け渡してある横木。

 

中棚かまち(押入)

押入の中棚の前面に取り付けられる化粧材。

「かまち」は段差に横にわたす化粧材で、「構え」から来ているとか、そうでないとか…

 

ぞうきんずり☆☆☆

床の間の地板と三方のとが接する部分に用いる細い部材。

 

 

出典:雑巾摺り(ぞうきんずり) | RENOMAN(リノマン)

 

階段

出典:【ささら桁階段とはどんな階段?】特徴、ささらの意味、側桁階段との違いを解説 - ゼネコン

ささら桁☆☆☆

階段の段板を受けるため、上端を段形に切り込み、斜めに架ける部材。

 

測げた☆

階段の段板を両側で支える部材。

 

出展:第Ⅳ章 土台と大引・根太の組み方、土台の仕口 - 建築をめぐる話 故 下山眞司

 

根太

大引又は床梁の上に直角方向に架け渡し、床板を受けるために用いる横架材。

 

際根太

大引と直角に架け渡す壁際の根太で、床板の端部を受ける

 

根太掛け☆☆☆

大引と平行に柱や間柱の横に取り付けて、根太の端部を受ける横材。

 

大引(おおびき)

最下階で根太を支える水平材。

大引は(反りのある材の凹側)を上端にして使用する。

 

根がらみ☆

床束等の束の下方を連結して構造的に固める補強材

 

出展:LIXIL|リフォーム|リフォーム用語集|工法・構造|床組|根太とは

接合部材

木造の継手・仕口を固定にするために、2つの部材を貫通する孔に打ち込む堅木の部材。

 

雇いざね(やといざね)☆

2枚の板をはぎ合わせるときに、層との板材の側面の溝に、接合のためにはめ込む細長い材。

 

敷目板

壁板の継ぎ目の裏に取り付けた幅の狭い板材。

 

その他

木ずり

しっくいやモルタルなどを塗るための、下地板材

 

耐力壁

水平力及び鉛直力に対して抵抗する壁のこと。

ボード類等の面で抵抗するもの、筋かい等の線で抵抗するもの及びこれらを併用して抵抗する形式がある。

 

雨押

外壁と開口部の上枠、下屋と外壁の立上りの取り合いなどに取り付ける雨水の侵入を防ぐための板。

 

パンチングシア(punching shear、押し抜きせん断)

釘接合部において、釘頭(ていとう)が合板のような側材を貫通する破壊形態。

出典:エアロファシリティー株式会社

 

まとめ

覚えることが千個あって大変です…

【入れ替えて出題されやすい!】

  • 方立(ほうだて)☆☆☆
    開口部の納まりのために取り付ける細長い縦材。

  • 方づえ☆☆☆☆
    柱と横架材(おうかざい)の交点の入隅部において、柱と横架材を斜めに結合して隅を固める部材。

  •  火打ち(火打梁、火打土台)☆☆
    小屋組み、床組みにおける水平面において、斜めに入れて隅角部を固める補強材。

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