木造建築物の解体工事
解体工事の流れ
- 建築設備撤去(手作業)
- 建具及び内装材撤去(手作業)
⇒ 障子、襖、ドア等の建具は、1階部分から撤去する。
⇒ 壁及び天井のクロスは、せっこうボードを撤去する前にはがす。 - 屋上設置物撤去
- ベランダ等撤去
- 屋根葺材撤去(手作業)☆
- 外装材及び上部構造物解体
- 仮設撤去
- 基礎等解体
- 外壁の断熱材として使用されているグラスウールは、可能な限り原形のまま取り外す☆
×グラスウールは、細断しながら取り外した。
- 蛍光ランプの中には微量の水銀が含まれているため、産業廃棄物となる。
×蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。
鉄筋コンクリート造建築物の解体工事
圧砕機の地上作業による解体
地上から解体重機で行い、上階から下階へ床、梁、壁、柱の順に解体していく。
圧砕機の階上作業による解体
屋上に揚重した解体重機で最上階から解体し、解体で発生したコンクリート塊を利用してスロープをつくり、解体重機を下階に移動させながら行う。
外周部の転倒解体工法
最初に壁下部の水平方向、壁及び梁端部の垂直方向の縁切りを行った後、最後に柱脚部の柱主筋を切断し転倒させる。
外周部を転倒させる床に、事前にコンクリート塊や鉄筋ダンゴなどをクッション材として積んでおく。
ポイント
解体の流れは押さえておく!
参考テキスト
写真、イラストが多く、僕的には非常にわかりやすいオススメの一冊です。
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