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独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! その30 -木工事(在来軸組構法)(躯体工事)-

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

在来軸組構法

出展:LIXIL|リフォーム|リフォーム用語集|工法・構造|木造|棟木とは

 

棟木(むなぎ)

屋根の一番高い位置にある部材。
束(母屋や大引を支える垂直部材)と棟木の取り合いはかすがい金物を用い接合する。
×洋式小屋組における真束と棟木の取合いは、棟木が真束より小さかったため、長ほぞ差しとした。

 

母屋

棟木と平行に取付け、垂木を支える水平部材。

 

軒桁(のきげた)

屋根の軒部分を支える横架材、母屋の一種。
軒桁の継手は、柱心から持ち出して、追掛け大栓(せん)継ぎとする☆

 

垂木(たるき)

屋根勾配にしたがって、棟木から母屋・軒桁に向けて架け渡される材。
垂木の継手は母屋の上でそぎ継ぎとし、釘で取り付ける

 

垂木当たり欠き

屋と垂木の取合において、屋根の勾配に沿って母屋を欠きとる仕口。
⇒ 和小屋組の棟木や母屋には、垂木を取り付けるため、垂木当たり欠きを行った。

 

火打梁

梁と胴差、梁と桁等の水平断面の隅角部を補強する材。
×火打梁は、柱と梁との鉛直構面の隅角部に斜めに入れた。

 

柱に使用する心持ち材には、干(ひ)割れ防止のため、見え隠れ部分に背割りを入れる☆
隅通し柱の仕口は土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物を用いてボルトで締め付ける☆

 

胴差

上階と下階の間に水平に入れる部材。

せい(厚さ)が異なる胴差の継手は、受材心より150mm程度持ち出し腰掛けかま継ぎとし、ひら金物両面当て釘打ちとする☆

 

筋かい

筋かいと間柱の交差する部分は、間柱を筋かいの厚さだけ欠き取って筋かいを通す。

 

 

出展:LIXIL|リフォーム|リフォーム用語集|工法・構造|床組|根太とは

 

大引(おおびき)

根太の下に配置され、根太を支える材。

大引の継手は、床束心から150mm程度持ち出し、腰掛けあり継ぎとし、釘打ちとした。

×束立て床組の大引の継手は、床束心で腰掛けあり継ぎとし、釘打ちとした。

 

根太(ねだ)

床板を支える床の下地材。

根太の継手位置は、大引の心で、突付け継ぎ、釘打ちとする☆

×根太の継手は、大引の心を避けて突付け継ぎとし、釘打ちとした☆

 

根がらみ貫(ねがらみぬき)

柱の根元や床束を固定するために、それぞれを連結する板材。

⇒ 床束の転倒やずれを防止するため、床束の相互間に根がらみ貫を釘で打ち付けた。

 

土台

土台を固定するアンカーボルトは、土台の両端部や継手の位置、耐力壁の両端の柱に近接した位置に設置する☆

土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の上木をアンカーボルトで締め付ける☆☆☆

×土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の下木をアンカーボルトで締め付けた。
土台の据付けは、遣方(やりかた)の心墨や逃げ墨を基準とする。

 

その他

内装下地や造作部材の取付けは、屋根葺き工事が終わってから行った☆

建入れ直し完了後、接合金物や火打材を固定し、本筋かいを取り付けた☆☆

 

ラグスクリュー

コーチスクリュー・ボルトのこと。 木材に使用する大型のネジで、頭がナットになっている金物。
ラグスクリューのスクリュー部の先孔の径は、スクリュー径の70%程度とする。

 

継手

出展:LIXIL|リフォーム|リフォーム用語集|工法・構造|木造|継手とは

 

軒桁:柱心から持ち出して、追掛け大栓(せん)継ぎとする。

垂木:母屋の上でそぎ継ぎとし、釘で取り付ける☆

せい(厚さ)が異なる胴差:受材心より150mm程度持ち出し、腰掛けかま継ぎとし、ひら金物両面当て釘打ちとする☆

大引床束心から150mm程度持ち出し腰掛けあり継ぎとし、釘打ちとした。

根太:継手位置は大引の心で、突付け継ぎ、釘打ちとする☆

土台腰掛けあり継ぎとし、継手付近の上木をアンカーボルトで締め付ける☆☆☆

 

ポイント

材の場所は覚えておきたい。

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

参考テキスト

写真、イラストが多く、僕的には非常にわかりやすいオススメの一冊です。