- ギリシャ建築(紀元前5~6世紀)
- ローマ建築(紀元前6~紀元2世紀)
- ビザンチン建築(5~16世紀)
- ロマネスク建築(10~12世紀)
- ゴシック建築(12~14世紀)
- ルネサンス建築(15~16世紀)
- バロック建築(17~18世紀)
- 近代
- まとめ
ギリシャ建築(紀元前5~6世紀)
パルテノン神殿(アテネ)
前面と側面の柱:ドリス式オーダー
内部の柱:イオニア式オーダー
※オーダー:円柱と梁の間の構成法
ローマ建築(紀元前6~紀元2世紀)
コロッセウム(イタリア)
1世紀末(72~80年)
ローマ市に残る古代最大の円形闘技場。
ドリス式、イオニア式及びコリント式のオーダー(古典主義建築の基本単位となる円柱と梁の構成法)を用いたローマ建築。
パンテオン(イタリア・ローマ)
れんが及びコンクリートにより造られた大ドームを特徴とした、ローマ建築の代表的な建築物。
ビザンチン建築(5~16世紀)
東ローマ帝国(ビザンツ帝国、ビザンティン帝国)の勢力下で興った建築様式。
大ドームをのせた建築(ペンデンティブドーム)で、金地の華麗なモザイク壁画があり、主に礼拝堂やキリスト教会といった大規模な建造物。
ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール)☆
532年
特長:ペンデンティブドーム(四角い部屋の上部に円形のドームをのせる形式)
ロマネスク建築(10~12世紀)
主にヨーロッパで発展した建築様式であり、厚い壁、半円形のアーチ、小さい窓、堅固な外観が特徴。
ロマネスクって「ローマ風の」って意味らしい。
ピサ大聖堂(イタリア)
特長:ラテン十字型のプラン、交差部に楕円形のドーム
ピサの斜塔はピサ大聖堂の鐘楼(しょうろう)なんだと。
上から。
イタリアの世界遺産「ピサの斜塔」で “斜め”を体感! – skyticket 観光ガイド
ヴォルムス大聖堂
ドイツ南西部の都市ヴォルムスにある大聖堂。
ドイツにはロマネスク建築の教会が多く見られるらしい。
ゴシック建築(12~14世紀)
尖ったアーチ、細長い窓、バラ窓、リブヴォールト(肋骨状の装飾)、垂直性と光を活用した開放的な空間を特徴とする。
ミラノ大聖堂(イタリア)☆
1387年竣工から20世紀にかけて完成した世界最大級のゴシック建築だそうです。スゴッ!
特長:多数の小尖塔(ちなみに尖塔は135本あるらしい)
パリ(ノートルダム)大聖堂(13世紀)☆☆☆
双塔形式で正面にバラ窓(ステンドグラスの丸形窓)がある。
映画『ノートルダムの鐘』の舞台でもある。2019年に大規模火災が発生しえらいことになったが、2024年末に再開予定らしい。
特長:フライングバットレス(空中にアーチをかけた飛梁(とびばり))
ルネサンス建築(15~16世紀)
主にイタリアで発展した建築様式。
古代ローマや古代ギリシャの文化と美学に再び関心が向けられ着想を得て、古典的で対称的なデザインが使用されている。
「ルネサンス(Renaissance)」は、フランス語で「再生」という意味。
フィレンツェ大聖堂(イタリア)☆
イタリアのフィレンツェにあるカトリック教会。
特長:頂部へと尖った二重殻の大ドーム
バロック建築(17~18世紀)
前の時代から発展した、より複雑で華やかな装飾が特徴的な建築様式。
ヴェルサイユ宮殿(フランス)
ルイ14世の時代に建設が始まり、その後、拡張されていった、フランスの王室が居住し、政治的な活動や宮廷の儀式が行われた建造物。
壮大な庭園とともに、バロック様式の建築美術の最高傑作の一つとされている。
サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)
カトリック教会の総本山。
近代
クリスタル・パレス(ロンドン)
鉄骨、ガラス等の部材の寸法を規格化し、それらを工場でつくるプレファブリケーションの手法を用いて建築された、ロンドン万博博覧会(1851年)の展示館。
大英博物館
ロンドンにある国立博物館(1847年)
入場料無料。
まとめ
この辺は知識として勉強してて楽しい。
以前フランスに行ったときに教会がとても美しかったけど、こういう知識を持って観るとまた違った感動があったんだろうな。
- おおまかな年代と建物名、特長を覚える。
- 日本の歴史的建築物の年代との組み合わせが出たりもする。