さくら日誌

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独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! その19 -空気調和設備(施工共通)-

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

空調方式

全空気方式

空気で熱を運ぶ空調方式。

各室での微妙な調整には不向きで、体育館、デパートや劇場などの大型の建築物に適している。

 

単一ダクト方式

主機械室の空気調和機から各室まで、一系統のダクトで冷風又は温風を送る方式。

 

定風量単一ダクト方式(CAV方式)

1本のダクトを用いて、建物内の部屋の空気をすべて同じように制御する方式。

室内に吹き出す風量が一定であり、室内環境を一定に保つことができる。

部分的な負荷変動が少ない劇場、オーディトリウムに適している。

ファンコイルユニットと低風量単一ダクトとを併用した方式に比べて、必要とするダクトスペースが大きくなる。

 

変風量単一ダクト方式(VAV方式)

VAV(Variable Air Volume)ユニットの開度を調整することにより、送風量を変化させることで室温を制御する方式。

定風量単一ダクト方式(CAV)に比べて、空調機やダクトサイズを小さくでき、エネルギー消費量を低減することができるが、室内の気流分布、空気清浄度を一様に維持することは難しい。

 

二重ダクト方式

冷風、温風の2系統のダクトを設置し、混合ユニットで室内に吹き出すことにより室温を制御する方式。

別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことができる☆☆

 

各階ユニット方式

各階ごとに空調機を分散設置して空調を行う方式で、各階ごとの負荷変動に対応できる。

 

全水方式

ファンコイルユニット方式

熱源機器でつくられた冷水や温水を各室のパッケージユニットに供給し、冷風や温風が吹き出るようにした方式。

ユニットごとに温度調節が可能☆☆

 

冷媒方式

パッケージユニット方式

圧縮機、送風機、加熱器等を内蔵した一体型の空調機。
機械室、配管、ダクト等のスペースが少なくてすむ

 

設備

全熱交換器

排気( 室内空気 )と給気( 外気 )の熱を連続的に交換する装置。

 

熱源装置

冷水、上記、温水などの熱媒をつくる装置。ボイラ、冷凍機など。

 

ポイント

なぜかファンコイルユニット方式が正解になることが多い。

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参考テキスト

写真、イラストが多く、僕的には非常にわかりやすいオススメの一冊です。