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独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! その13 -シーリング材(仕上げ工事)-

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

シーリング材

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hpaint.jp

 

不定形シーリング材

施工時に粘着性のあるペースト状のシーリング材。

 

1成分系シーリング材

あらかじめ施工に供する状態に調整されているシーリング材。

 

2成分形シーリング材

施工直前に基剤、硬化剤などを練り混ぜて使用するシーリング材☆

 

プライマー

被着面とシーリング材との接着性を良好にするために、あらかじめ被着面に塗布する材料。

 

材料

gaiheki-com.com

シリコーン系

お風呂やキッチンなどの水まわりで使われるシーリング材として最も普及している。

紫外線による変色が少なく、耐候性、耐久性に優れている☆☆
正面に仕上げ材、塗料が付着しにくい(上から塗装できない)

×シリコーン系シーリング材は、表面への塗料の付着性がよい

 

変成シリコーン系

シーリング材の上に塗装ができるため、主に外壁で使用される。

耐熱性、耐寒性、対候性は良好。

ガラス越し耐光接着性に劣る

ガラス越し耐光接着性:ガラス面を透過する太陽光(紫外線)に耐える接着性

 

ポリウレタン系シーリング材

外壁のひび割れや目地の補修に使用される。

施工時の気温や湿度が高いと発泡のおそれがある☆
紫外線によって黄変することがある。
×ポリウレタン系シーリング材は、ガラスまわり目地に適している。 

⇒ ガラス目地に適しているのはシリコン系

 

アクリル系

動きに対する耐久性が低く、経年により硬化しひび割れが起こることから、現在ではほとんど使用されなくなったシーリング材。

表面にタックが残ることがある。
未硬化の状態では水に弱く、雨に流されやすい。
⇒ ガラス回り目地に適していない

 

ポリサルファイド系

タイル目地、石材目地などに使用される。

表面の仕上塗材や塗料を変色、軟化させることがある☆

 

ポイント

防水材料か、シーリング工事のいずれかで出題される。

  • シリコーン系 ⇒ ガラスまわり目地、お風呂やキッチンなどの水まわり
  • 変成シリコーン系 ⇒ 外壁、コンクリート、タイルの目地、サッシまわり
  • ポリウレタン系シーリング材 ⇒ 外壁のひび割れや目地の補修
  • アクリル系 ⇒ ALCの目地(あまり使われない)
  • ポリサルファイド系 ⇒ タイル目地、石材目地

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参考テキスト

写真、イラストが多く、僕的には非常にわかりやすいオススメの一冊です。