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独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! その47 -安全管理(施工管理)-

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

工事現場の安全管理

安全朝礼では、作業が始まる前に作業者を集め作業手順や心構え、注意点を周知する。

 

安全施工サイクル

施工の安全を図るため、毎日、毎週、毎月の基本的な実施事項を定型化し、継続的に実施する活動☆☆

 

新規入場者教育

新しく現場に入場した者に対して、作業所の方針安全施工サイクルの具体的な内容、作業手順等を教育すること☆☆

 

リスクアセスメント

労働災害の要因となる危険性又は有害性を洗い出してリスクを見積もり、優先順位を定め、リスクの低減措置を検討すること。

 

TBM(ツールボックスミーティング)

職長を中心に、作業開始前の短時間で、当日の安全作業について話し合う活動。

 

KY活動(KYK)

作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動

 

強度率

1000延べ労働時間当たりの延べ労働損失日数をもって災害の重さの程度を表したもの

 

ZE(ゼロエミッション)

廃棄物を再利用する事で、廃棄物の排出量をゼロにすることを目指す考え。

×ゼロエミッションとは、作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動である☆☆

 

通路及び足場

  • 枠組足場に使用する作業床の幅は、40cm以上とする☆
    ×枠組足場に使用する作業床の幅は、30cmとした
  • 枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ15cm以上の幅木を設置する☆
  • 移動式足場(ローリングタワー)の作業台上では、脚立の使用を禁止とする。
  • 移動式足場(ローリングタワー)の脚輪のブレーキは、移動中を除き、常に作動させる。
  • 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を75度以下とし、開き止めの金具で止める
  • 屋内に設ける作業場内の通路は、通路面からの高さ1.8m以内に障害物がないようにする。
  • 単管足場の建地間隔は、桁方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下とする。

×単管足場の建地間隔は、桁行方向、梁間方向ともに、2mとした。

 

建築工事における危害又は迷惑と、それを防止するための対策の組合せ

  • 工事用車両による道路の汚れ ―― 洗車場を設置 ×沈砂槽の設置☆
  • 掘削による周辺地盤の崩壊 ――― 山留め壁の構築 ×防護棚
  • 投下によるくずやごみの飛散 ―― ダストシュートの設置
  • 高所作業による工具等の落下 ―― 水平安全ネットの設置
  • 解体工事による粉塵の飛散 ――― 散水設備の設置☆
  • 落下物による危害 ――― 足場の外側面に工事用シートの設置

 

労働安全衛生規則に定められた事業者の講ずべき措置

高さが2m以上の構造の足場の組立て

  • 組立て、解体又は変更の時期、範囲及び順序を当該作業に従事する労働者に周知させること。
  • 組立て、解体又は変更の作業を行う区域内には、関係労働者以外の労働者の立入りを禁止すること。
  • 材料、器具、工具等を上げ、又は下ろすときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用させること。

×作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業の進行状況を監視すること。
⇒ 事業者ではなく、作業主任者の職務

 

型わく支保工の組立て等

  • 型わく支保工の組立て等作業主任者を選任すること。
  • 型わく支保工の組立て等の作業を行う区域内には、関係労働者以外の労働者の立入りを禁止すること。
  • 型わく支保工の材料、器具又は工具を上げ、又はおろすときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用させること。

 

 

高所作業車を用いての作業

  • 高所作業車は、原則として、主たる用途以外の用途に使用してはならない
  • 高所作業車の乗車席及び作業床以外の箇所に労働者を乗せてはならない
  • その日の作業を開始する前に、高所作業車の作業開始前点検を行わなければならない。

×高所作業等作業主任者を選任しなければならない。
⇒ 高所作業車での作業の場合は、作業主任者の選任は不要

 

その他

  • 毎作業日に、作業場所を巡視すること。   
  • 関係請負人が行う安全教育に対して、安全教育に使用する資料を提供すること。
  • クレーン等の運転についての合図を統一的に定めること。
  • 労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等及びその取付け設備等の異常の有無について、随時点検すること。
  • 多量の発汗を伴う作業場において、労働者に与えるために、塩及び飲料水を備え付けること。
  • 労働者が有効に利用することができる休憩の設備を設けるように努めること。

×足場の組立て作業において、材料の欠点の有無を点検し、不良品を取り除くこと☆
⇒ 事業者(特定元方事業者)ではなく、足場の組立て等作業主任者の職務

×型わく支保工の組立て等の作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
⇒ 事業者ではなく、作業主任者の職務

 

労働安全衛生規則に定められた作業主任者を選任すべき作業

  • 高さ5mの足場の変更
  • 高さ5mのコンクリート造の工作物の解体
  • 軒高5mの木造建築物の構造部材の組立て   
  • 支柱高さが3mの型枠支保工の解体
  • 土止め支保工の切りばりの取り外し
  • 型枠支保工の組立て
  • 足場の組立て等
  • 解体工事における石綿の除去
  • ガス溶接

×鉄筋の組立て

×ALCパネル等建込み

×高所作業車での作業

 

ポイント

作業主任者を選任しなくていい方をチェック!

独学で2級建築施工管理技士合格を目指す! -INDEX-

 

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